鵞足炎

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鵞足炎

鵞足炎
  • 歩いたり走ったりすると膝の内側に痛みが出る
  • 膝の曲げ伸ばしで膝の内側に痛みが出る
  • スポーツ中の方向転換や着地で痛みが出る
  • 階段の上り下りがツラい
  • 膝の内側を押すと痛みが出る

【もくじ】

鵞足炎ってこんなもの

鵞足炎はスポーツをしている人に多い症状で、膝の内側から少し下あたりに痛みが出ます。

ももの内側にある三本の筋肉が脛骨(スネの骨)の内側に付着する形が、ガチョウの脚に似ている事から鵞足と呼び、ここが炎症を起こした状態を指します。

この3本の筋肉は足を内側に捻ったり、膝を曲げたりするときに使われるので、サッカーやバスケなどの急な方向転換や、ジャンプやダッシュを多用するスポーツで特に痛めやすいです。

日常生活でも階段の上り下りや歩きすぎによって起こります。

鵞足炎の真の原因は?

鵞足炎の原因は様々ですが、私たちは主な原因は骨格の歪みだと考えます。


骨格の歪みが起こることで、神経の流れが悪くなり関係のある場所に痛みや不調が出ます。


骨格は身体の土台です。

土台が崩れると上に立っている柱も傾いて、壁がひび割れるなど悪い影響がでます。

身体で言うと骨盤の歪み(土台)→背骨や股関節の歪み(柱)→神経の圧迫や支える筋肉の萎縮(ひび割れ)=膝痛という流れになるので、原因である土台から整える事が必要です。


腰の背骨の歪みによって、足を支配している神経の流れが悪くなると、出せる力が弱くなったり、血流が悪くなって、筋肉や関節の負担が大きくなります。

また股関節の歪みや動きの悪さ(特に外に開く動きが出来ない)が出ると、膝が内側に傾き内側の鵞足と骨の摩擦が強まり、組織の損傷や炎症を引き起こします。

痛みの患部をマッサージやストレッチすると、外から動かす事で血流が改善し一時は良くなりますが、原因である歪み(神経圧迫や股関節のズレ)が残っていると身体が自分で治す機能は働いていないままなので、いずれ同じような痛みを繰り返してしまいます。

鵞足炎を感じている皮膚や筋肉、関節を支配している神経が異常を脳に伝える事ができないと、その部位を回復しようとする指令も送れずに、自分では気づかない内にどんどん疲弊し、やがて痛みやしびれという強い刺激を脳に伝える事で危険を知らそうとします。

こうなってしまっては痛みという強い刺激が脳に届くけど、治そうとする指令は届かずに長期間痛みが続く膝痛に陥ってしまいます。

ももいの鵞足炎の治療法は?

ももいではカイロプラクティックという技術を使って、膝痛を感じている部位に対応した背骨や骨盤を矯正することで、原因にアプローチしていきます。


アメリカ発祥のカイロプラクティックは、骨格の歪みによって起こる神経圧迫が、本来の自己治癒力を妨げる事が様々な症状の原因として、矯正による神経圧迫の解放を行う施術で、問題のある場所や身体の歪み、関節の動きなどを検査し、原因である神経圧迫の場所を特定し矯正を行います。


膝の周りに関連する神経は腰椎(腰の背骨)から分かれていくので、痛みのある場所から推測される腰椎の動きを検査していきます。

どの関節がどのようにずれて、どの方向に動きが無いかを検査して原因である神経圧迫の部位を特定してから矯正を行います。

しかし腰椎の歪みが真の原因の歪みであれば、そこを矯正すればいいのですが、身体は様々な部分がバランスを取り合っており、真の原因の歪みを補正する為に、腰が代償として歪んだ結果膝痛が出ている場合は、腰椎だけを矯正しても原因の歪みが残っているとまた歪んで膝痛が長引いてしまいます。

ももいでは骨盤のズレや頸椎(首の背骨)胸椎(胸の背骨)など全身のバランスを見て真の原因を矯正していきます。

神経圧迫によって情報や指令のやり取りが出来なくなった筋肉は、発揮できる力も弱くなり、動きが悪くなる事で血行不良を起こした結果固くなり痛みを出します。

膝は身体を支える足の一部なので、身体を支える筋肉(殿筋群や、大腿四頭筋、ハムストリングスや下腿三頭筋など)と、関節を構成する軟骨や腱、靭帯などに過剰な負担がかかり痛みや可動域減少を引き起こします。

ももいでは神経の流れを良くしたうえで、実際に固くなって膝痛の症状を引き起こしている筋肉にアプローチしていく事で血行を促進すると同時に脳にその部位からの刺激を送る事で、そこの状態を良くする指令も強くなると考え、筋肉に対するアプローチも行っていきます。

カイロプラクティックは出てしまった症状に効果があるのはもちろん、痛みが出る前の自分では感じ取れない段階の疲労蓄積も、定期的に歪みを整え自己治癒力を正常に保つことで、痛みや不調になる前に自然と良くなる状態を保つ、予防としての効果も高いです。


本場のアメリカではカイロプラクティック専門の大学があり、その資格は医師と同等で画像診断や治療だけでなく、リハビリや食事指導、ライフスタイルの提案など、治療や予防の手段として広く認められており、特にスポーツ分野ではトップアスリートが専属のカイロプラクティックドクターをつける程その効果性は高いです。


本記事の文責

active Body care ももい 主宰ももい陽子

経歴

1997 管理栄養士資格取得
2005 日本カイロプラクティック連合会 上級カイロプラクター資格取得
2010 日本エステティック業協会 AEAエステティシャン資格取得
ロイヤルセラピスト協会 ベビーマッサージ資格取得
2013 日本メンタルヘルス協会 基礎コース修了
2014 分子整合医学美容食育協会 ファスティングマイスター資格取得
一社)生涯学習開発財団 コーチング資格取得
2016 一社)シニア検定協会 シニア検定 合格
2021 日本成人病予防協会 健康管理士資格取得 合格