食べ物の通り道、胃

食道を通過した食べ物は
噴門を通って胃にたどり着きます
食べ物が胃に入ると
胃が動いて食べ物と胃液を
洗濯機のようにかき混ぜて
おかゆの様な状態にします
そうすることで
消化酵素に触れる部分を増やし
分解しやすくするわけです
胃液は1回の食事で
500~700mlくらい分泌されるので
1日では約1500ml~2500mlも分泌されます
この胃液はとても強い酸性で
鉄も溶かしてしまうほどです!
さらに胃液の中には
ペプシンという
タンパク質を分解する
酵素も含まれており
細かくしながら
分解も行います
人間の身体も多くは
タンパク質で出来ていますので
身体が解けてしまうと思うかもしれませんが
胃の粘膜からアルカリ性の液を出して
酸を中和し守っています
この関係性のバランスは
ストレスやたばこ
アルコールなどで崩しやすく
バリア機能が効かなくなると
様々な不快な症状が現れます
その後おかゆ状になった食べ物は
は2時間ほどかけて
幽門から十二指腸へと送られます
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