日焼けは悪?

皮膚を語るうえで気になる事に
日焼けがあげられますよね!
日に当たって肌が黒くなるのを
嫌がる人は多いですが
日焼けも皮膚のバリア作用の一つです
太陽光の中でも
紫外線は波長が短く
皮膚の中に入ってきます
紫外線は遺伝子を傷つけるので
表皮にあるメラノサイトが
メラニンを産生して
紫外線から守ってくれます
メラニンは黒褐色なので
肌が黒く変色していきます
つまり日焼けの正体は
メラニンによる
防衛反応なのです
人種による肌の色の違いは
メラニンの産生量によるものなんですね
日焼け止めは皮膚の表面で
紫外線を吸収したり
跳ね返す事で
メラニンの産生を
防いでいるわけです
日焼けに関係する紫外線は
UV-AとUV-Bの二種類です
長い波長のUV-Aは
肌をすぐに黒くする紫外線で
日焼けの他シワやたるみの原因になります
短い波長のUV-Bは
肌に炎症を引き起こす紫外線で
肌をヒリヒリと炎症を起こし
即時ではないですが肌を黒く変色させ
シミ、そばかすの原因になります
日焼け止めのパッケージで目にする
PAやSPFはそれぞれ
UV-A(PA)とUV-B(SPF)に対する
防止効果を示すものです。
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