筋肉の伸縮!ストレッチ編

よくストレッチをする時に
筋肉を伸ばすという表現が使われますが
実は筋肉はゴムの様には伸びません
縮むことが出来るロープのような物で
いっぱいまで引っ張られピンと張っているのが
ストレッチされた状態です
しかし筋肉がロープと違うのは
適切なストレッチすると
長さが伸びると言いう事です
前回の記事でアクチンとミオシンが
すべる事で筋肉が縮むと言いましたが
この重なった一つをサルコメアと言って
筋原線維はサルコメアが一列に繋がった
鎖の様な構造をしています
ストレッチはこの鎖に繰り返し
『こんなに引っ張られたら切れてしまう』
と脳が危機を感じるくらいの刺激を与えて
鎖の輪の数を増やして長くする事で
関節の可動域を拡げる事になります。
ポイントは
1,頻度(なるべく間隔を空けずに毎日行う)
2,強度(気持ちイイくらいでは危機を感じず増えない、強すぎると反射で縮んでしまう)
3,時間とセット(20~30秒を3セットぐらい行うと筋膜の緊張が緩み筋肉が伸びやすくなる)
4,部位の優先度(硬い筋肉を優先的に行う事で関連する他の筋肉も伸ばしやすくなる)
アスリートが硬い部分の柔軟性を上げようとしたときは
同じ部位のストレッチを一日の中で
12回くらい行う事もあるそうです
コツコツ継続して柔軟な身体を作っていきましょう!
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