今井のひとりごと ダイエットで気をつけたい アナボリックとカタボリック

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今井のひとりごと ダイエットで気をつけたい アナボリックとカタボリック

アナボリックとカタボリック

 

 

あまり聞きなれない

言葉かもしれませんが

ざっくり言ってしまうと

アナボリックは同化といって

筋肉や脂肪が増える状態

カタボリックは異化といって

筋肉が減る状態です

 

 

もう少しカタボリックについて

詳しく見てみると

体内の古くなった

タンパク質(筋肉や髪など)を

アミノ酸に分解して

エネルギーとして再利用する働きで

これは体内で起こる正常な作用です

 

 

しかしなんらかの理由で

どちらかの作用に偏ると

身体に影響を及ぼします

 

 

正常な身体は

アナボリックとカタボリックの

バランスを保つように働きますが

食事内容や運動量などで

二つのバランスが乱れると

身体にも影響が出ます

 

 

体内に栄養が充分にあると

アナボリックに偏り

筋肉の成長(合成)の

準備ができている状態になりますが

筋肉の合成に必要な量よりも

多く摂り過ぎた分は

体脂肪として蓄えられ

肥満のリスクが高まります

 

 

栄養が足りていないと

カタボリックに偏り

身体を動かすエネルギーが不足し

その不足分を体内のタンパク質を

どんどん分解して補い

筋肉が痩せ細っていきます

 

 

前述した内容から

お気づきの方も多いでしょうが

アナボリックは

筋肥大と肥満を作る状態で

カタボリックは

ダイエットの状態です

 

 

しかしトレーニングを

していない人が

普段通りの食事をして

体重が増える場合

筋肉は増えず余剰分が

脂肪として蓄えられた分の

体重増加になっています

 

 

そして体重が増えたから

ダイエットの為摂取カロリーを減らすと

不足分を補う為体脂肪も減りますが

筋肉を壊してエネルギーに変える事で

筋肉も減っていき体重が落ちます

 

 

体重が落ちた事で食事が戻ると

だんだん体重が増えますが

この時増えるのは脂肪の重さ

 

 

そしてまた増えたからダイエット

この時減るのは筋肉と脂肪

 

 

というようにこのサイクルでは

どんどん筋肉が減ってしまい

数字としては体重が減りますが

筋肉が減る事で代謝も落ち

身体を支える力も減るので

将来的にリバウンドや

ケガのリスクが高まると言えるでしょう

 

 

体重が増えるときには

しっかりとトレーニングをして

糖質とタンパク質が

グリコーゲン貯蔵と

筋合成に使われるようにして

なるべく体脂肪への貯蔵を抑え

体重を落とすときには

しっかりとトレーニングをして

なるべく筋肉を残しながら

脂肪を落としていく

 

 

この二つのサイクルを

交互に行う事で

かっこよく健康的な身体が

作られていきます😃

本記事の文責

active Body care ももい 主宰ももい陽子

経歴

1997 管理栄養士資格取得
2005 日本カイロプラクティック連合会 上級カイロプラクター資格取得
2010 日本エステティック業協会 AEAエステティシャン資格取得
ロイヤルセラピスト協会 ベビーマッサージ資格取得
2013 日本メンタルヘルス協会 基礎コース修了
2014 分子整合医学美容食育協会 ファスティングマイスター資格取得
一社)生涯学習開発財団 コーチング資格取得
2016 一社)シニア検定協会 シニア検定 合格
2021 日本成人病予防協会 健康管理士資格取得 合格