仕事をする理由☆

おとーさんの命日でした。

 

私の父は自ら命を絶ち

『配慮』という、考える力を私に課しました。

 

救えなかったと自分を責めて泣く家族。

そんな家族を横目に私は何も感情が湧かなかった。

 

死にたいと思うほど苦しんだこともない私に、

そんなに追い詰められてる父に気付きもしなかった私に、

父の立場での考え方なんてしたこともなかった私に、

死を選ぶほど苦しんだ人間が出した答えに何かしら思うこともできず。

 

そしてそのことで私たちが苦しむことを彼は望んでないはず。

 

ただボーッと「よかったね」って

苦しみから解放された父を想ってました。

 

また、寂しいけれど悲しめない自分を足りない人間だと思ってました。

 

 

ただ、

繰り返しちゃいけない★と、

葬儀で涙する父の周りの人たちを見て思いました。

 

あんな死に方はダメだ！と。

周りの人があんなに傷つくほどの後悔をさせちゃダメだ！と。

 

何に絶望したのかは今でも真相は解らないし

知りたいとも思いません。

 

でももっと『日常』という当たり前が彼にとって幸せなものだったら？

彼の終わりはもっと先だったかもしれないし、

私が生まれるもっと前…

父が生まれ落ちた日から期限はあの日だったかもしれない。

 

 

そこに答えはないけれど、

遺した私たちの幸せを彼が望んでいるのは間違いない。

 

そう考えたら自ずと

自分が何を伝えていかなければならないのかが見えてきました。

 

 

自己肯定。

『今、ここ。』の大切さ。

幸せを自分で作れる心の強さ。

 

 

誤解を恐れずに言うと。

私は「エステティシャン」であることが全てだと思っていません。

 

正直。

自分で自分のことを大好きになってもらえることに携われる仕事だったら他でもいい。その「大好き」が連鎖してゆける人をもっと作れる仕事ならエステでなくてもいいの。

 

でも、こんなに人様のコンプレックスや考え方に触れて

一緒に前を向くことを共有できる仕事が

エステティック以外に思いつかないんです(*^^*)

 

自分のコンプレックスゆえに誰かに優しくできない人はたくさんいらっしゃいます。ネガティブな主観が強く、卑屈になって他人に心を開けない方もたくさんいらっしゃいます。頑張りすぎて力が抜けず他人を寄せ付けられずに実は寂しがってる方もたくさんみえられます。

そういう人ほど「自分を好きに」なってもらいたいです。

 

だからこそ、一生懸命『結果』にこだわります！

 

自分を好きになると

周りも幸せにする力を持つことを私は知っています。

 

コンプレックスの解消★

幸せの自己発電☆

 

それが全てではないですが、

これができれば人は自殺なんてしないだろうし、

その周りの人が私みたいな思いをしなくても済むと思うのです。

 

そしてその幸せの末端はいつだって子どもたちであって欲しい。

子どもは与えられた環境しか知りません。

お母さんのストレスのはけ口ではなく、

いつだって豊かに笑っていて欲しいのです(*^^*)

 

 

そしてファザコンだった私は！

 

あのおじさん幸せだといいな♡って

父と同世代のおじさんを見ると

とにかく優しい気持ちになってニヤニヤしちゃうのですー(笑)