~集中力が増し、体の内側から活性化~
そもそも呼吸とは、
息を吸うことで酸素を体内に取り入れ、
息を吐くことで不要になった
体内の二酸化酸素を体外に排出する身体活動です。
体内に取り入れた酸素は、
血液によって全身の細胞内に取り込まれ、
エネルギーとして消費されます。
呼吸は交感神経、副交感神経といった
感情をコントロールする自律神経とも深く関わっており、
嬉しい、悲しい、怒り、などの感情の動きによって、
呼吸も大きく変化します。
嬉しい時は深い呼吸になりますし、
笑う時は無意識に腹式呼吸や丹田呼吸をしています。
悲しいときは呼吸が短く浅くなり、
怒りを覚えると浅く、激しく、変に強く不規則になったりします。
呼吸をコントロールし、整えるということは、
心の乱れを整え、
感情をもコントロールすることにつながっていくのです。
深呼吸で心身がリラックスできるように、
呼吸が体と心に及ぼす影響はとても深いものです。
ヨガの基本でもある呼吸法は、
呼吸を制御することで活力と集中力が増し、
心と体を結びつけてくれます。
また、細胞ひとつひとつに酸素が送り込まれ、
血液循環の改善
老廃物の浄化
免疫力の向上 等、
体の内側から活性化するという効果もあります。
そして、ヨガにおける呼吸法には
・腹式呼吸
・胸式呼吸
・丹田呼吸法
・ハタ呼吸法
・完全呼吸
・ウジャイー(勝利の呼吸)
・カパラバティ呼吸
・シータリー呼吸
・火の呼吸
・バストリカ
・マントラ呼吸